最近ムシムシと暑くなってきているからでしょうか?
帯状疱疹の患者様が増えています。
季節が変わり、その変化に体が対応できずに抵抗力が下がっているのでしょう。
帯状疱疹はこじらせてしまうと後遺症になってしまい、チクチク・ピリピリした神経痛がずーっと続いてしまいます。
原因は小さい頃にかかった水痘(みずぼうそう)のウィルスです。
このウィルスは一度かかると体からいなくなりません。
ですから、たいていの大人の方の体の中に一緒に住んでいます。
加齢、過労、ストレスなどで抵抗力が落ちてしまうと、ウィルスが暴れ始めて帯状疱疹を発症します。
誰だって発症したくないですよね…
そこでワクチンの出番です!
50歳以上の方に予防接種が可能になりました(予防接種ですので自由診療となります)。
ワクチンを接種することで帯状疱疹の発症を予防することができます。
帯状疱疹で苦しんでいる方を多く診てきていますので、50歳以上の方は是非とも予防接種を受けて頂きたいと思います。
ちなみに、後遺症になるリスクが高い人は、
1.発疹の程度がひどい
2.眠れないほどの痛み
3.高齢者
です。
いずれにせよ、病気にはならないのが一番!
よく食べ、よく運動し、よく寝て、体調管理をしっかりして下さい。