最近、徐々に湿気が出てきました。
この時期になると増えてくるのが水虫の患者様です。
受診いただく患者様にお話を聴くと、水虫を何度も繰り返しているそう。
更にお話を聴いてみると、どーやら塗り方が不十分のようです。
その原因はやはり医師がしっかりと説明をしていないからだと思います。
『お薬出しておきますね。』だけでは、どれくらいの量を、どれくらいの範囲に、どれくらいの期間塗ればいいのかわかりませんよね。
私は水虫と診断してお薬を処方するときに、必ず塗り方や必要量をご説明しています。
ポイントは2つあります!
Point①
塗る量は人差し指の第1関節分(指先~第1関節までチューブから出した量)を、足の裏全体・趾の間・趾の上・足の周りに隙間なく塗るべし!
趾の間だけの症状でも全体に塗る必要があります。
一部分だけ塗る塗り方では不十分なのです。
Point②
パッと見きれいになってから1~2か月お薬を塗り続けるべし!
足は角質が厚い部位です。きれいに見えても、まだ水虫が潜んでいる可能性があります。
『よくなった!』と思ってから1~2か月は塗り続けるようにしましょう。
お薬を正しく塗って、早く水虫を撃退しましょう!