ほくろが悪性ではないか心配で受診される方は、比較的多くいらっしゃいます。
テレビで悪性黒色腫(メラノーマ)の特集なんかが放送されると、特に増えます。
悪性黒色腫はガンの中でも特に悪性度が高いため、早期発見・早期治療が重要となります。
そのため患者様がご心配になる気持ちはよくわかります。
では、どんなほくろだと受診した方がよいのでしょうか?
以下の特徴を有するほくろは、皮膚科専門医に一度見せたほうがよいと言われています。
①直径7mm以上の大きさ
②濃淡不正(濃いところ薄いところがある)
③境界不明瞭(ほくろの周りがはっきりしていない)
④変な形をしている(円形や楕円形ではない)
⑤様々な色が混在(茶・黒・青・白・赤などが混在している)
⑥急速に大きくなる
⑦えぐれたり出血したりしている
気になるほくろがあれば、皮膚科専門医がいるクリニックを受診してください。